がんの子どものトータルケア研究会静岡

小児がんの子どものトータルケアに関する情報や、メンバーの活動を紹介していきます

第12回研究会が開催されました

さる3月15日に静岡市日本赤十字社静岡県支部にて、がんの子どものトータルケア研究会静岡の第12回研究会が開催されました。今回の研究会は演題数も9題と多く、また質疑応答が活発に行われ、とても実りある会だったと思います。次回は6月下旬に浜松市で開催予定です。(K.A)

第12回研究会の日程が決まりました

次回の研究会の日程と場所が決まりました。現在、演題を募集中です。プログラムの詳細が決まりましたら、またここにお知らせします。(K.A)

 

 開催日:平成26年3月15日(土)14:00~
 会 場:日本赤十字社 静岡県支部6階大会議室(静岡市

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国際小児がんの日

僕もつい最近まで知らなかったのですが、2月15日は「国際小児がんの日」なのだそうです。その前日のバレンタインデーに東京で映画上映会が開かれますので、お時間が許す方はお出かけになられたらいかがでしょう。

静岡でも何かイベントができるといいですね。(K.A)

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「大阪小児緩和ケア研究会」に行ってきました

12月7日に、新大阪駅にほど近い「淀川キリスト教病院 ホスピス・こどもホスピス病院」で大阪小児緩和ケア研究会が開催されました。特別講演の内容が興味深かったですし、こどもホスピスを見学させてもらえることになったので、少し遠かったのですが参加しました。

以下のようなプログラムでした。(K.A)

 

特別講演;13時〜14時45分

座長:大阪市立大学小児科、時政定雄先生

   大阪大学付属病院小児病棟、川口博美氏

 講演1「子どもを亡くした親のグリーフケア

  講師:甲南女子大リハビリテーション学科、准教授瀬藤乃理子先生

 講演2「英国の小児緩和ケア医療の実情」

  講師:英国カーディフ子どもホスピス医師 馬場恵先生

 

一般演題;15時〜16時

座長:東豊中渡辺病院小児科 太田秀明先生

   大阪府立母子保健総合医療センター 血液腫瘍病棟 田家由美子氏

1.「言語の通じない外国人患者とその家族に対する苦痛緩和への関わり」

  中長容子、門田和子、田家由美子(大阪府立母子保健総合医療センター 血液腫瘍病棟) 

2.「こどもホスピスでのケアについて」

  羽鳥裕子(淀川キリスト教病院、ホスピス・こどもホスピス病院 こどもホスピス病棟) 

3.「難治性脳腫瘍7例の終末期の振り返り」

  楠木重範1), 現 3)、大杉夕子1)、多和昭雄1)、埜中正博2)

  (1) 国立病院機構大阪医療センター小児科、2) 同脳神経外科3) チャイルド・ケモ・クリニック)

f:id:totalcare:20131207121740j:image写真は病院の1階にあるチャペルです。

 

日本小児血液・がん学会

11月29日からの3日間、福岡で日本小児血液・がん学会が開催されました。静岡県内の病院からも、小児がんの子どもの“ケア”に関連する発表がいくつかありました。(K.A)

  • 小児がんにおける侵襲性の高い治療処置に対して、ファシリティドッグがもたらす効果 〜第2報〜
    加藤由香.静岡県立こども病院 内家系幼児学童病棟)
  • 小児がん患児における神経障害性疼痛のマネジメント
    (天野功二、他.静岡県立こども病院 緩和ケアチーム)
  • High-flow nasal cannulaによる高流量酸素療法が呼吸苦の緩和に奏効した一例
    (川崎達也、他.静岡県立こども病院 小児集中治療科)

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